真紀子 平良2023年8月27日女性の健康【思春期(健康の土台を作る)】・最大骨量が決まる大事な時期成長期に元気な骨を作るために必要な栄養を摂り、最大骨量(ピークボーンマス)を高めることが、将来の健康のためにも大切。・月経(生理)の知識をつけよう月経が始まりますが、まだ不安定。月経やおりものの仕組みを正しく理解しましょう。【性成熟期(ライフイベントが多い)】・妊娠、出産に伴う体の変化のへの対応妊娠中、子宮は胎児の成長とともに大きくなり、乳腺も発達。産後、こうした変化は徐々に戻ります。・若い女性に多い病気月経に関するトラブル(月経困難症、PMS←月経前症候群:月経開始の3〜10日間続く精神的、身体的な不調で月経開始とともに減弱、消失する)、子宮内膜症、子宮頚がん、など子宮の病気が増加。【更年期(さまざまな体調の変化がある)】・エストロゲンの急激な低下。更年期障害卵巣の機能が低下し、エストロゲンが激減。女性ホルモンのバランスが崩れ、さまざまな不定愁訴が現れる。・生活習慣病のリスクが高まる血中のコレステロールを調整するエストロゲンの減少や内臓脂肪の増加で、脂質異常症や動脈硬化のリスクが高まる。糖尿病や高血圧のリスクも増加。【老年期(気をつけていきいき)】・筋肉の衰え、転倒に注意筋肉量が減少し、筋力も低下していきます。歩行能力やバランス能力が衰え、転倒しやすくなります。・骨粗鬆症のリスクが高まる女性ホルモンの減少とともに、骨密度の減少が顕著になり、骨粗鬆症のリスクが高まります。転倒により骨折することも。
【思春期(健康の土台を作る)】・最大骨量が決まる大事な時期成長期に元気な骨を作るために必要な栄養を摂り、最大骨量(ピークボーンマス)を高めることが、将来の健康のためにも大切。・月経(生理)の知識をつけよう月経が始まりますが、まだ不安定。月経やおりものの仕組みを正しく理解しましょう。【性成熟期(ライフイベントが多い)】・妊娠、出産に伴う体の変化のへの対応妊娠中、子宮は胎児の成長とともに大きくなり、乳腺も発達。産後、こうした変化は徐々に戻ります。・若い女性に多い病気月経に関するトラブル(月経困難症、PMS←月経前症候群:月経開始の3〜10日間続く精神的、身体的な不調で月経開始とともに減弱、消失する)、子宮内膜症、子宮頚がん、など子宮の病気が増加。【更年期(さまざまな体調の変化がある)】・エストロゲンの急激な低下。更年期障害卵巣の機能が低下し、エストロゲンが激減。女性ホルモンのバランスが崩れ、さまざまな不定愁訴が現れる。・生活習慣病のリスクが高まる血中のコレステロールを調整するエストロゲンの減少や内臓脂肪の増加で、脂質異常症や動脈硬化のリスクが高まる。糖尿病や高血圧のリスクも増加。【老年期(気をつけていきいき)】・筋肉の衰え、転倒に注意筋肉量が減少し、筋力も低下していきます。歩行能力やバランス能力が衰え、転倒しやすくなります。・骨粗鬆症のリスクが高まる女性ホルモンの減少とともに、骨密度の減少が顕著になり、骨粗鬆症のリスクが高まります。転倒により骨折することも。
2023年7月21日暑さに慣れる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」で熱中症対策・暑熱順化が進むと体内の熱を拡散しやすくなる 人の体は徐々に暑さに慣れさせることで、暑い環境に耐えられるようになっていきます。この仕組みを「暑熱順化」と言います。暑熱順化が進むと、皮膚の血管が拡張して体の表面から熱を逃したり、汗が蒸発することで熱を逃したりして、体温を下げることができます。通常、本格的な暑さが始まる梅雨明けまでには自然に暑熱順化されます。しかし、寒暖差が激しかったり、在宅などでずっと家の中にいて汗を流す機会が少ないと、暑熱順化が進まないことがあります。その状態のまま気温が急に高くなると、体内の熱を逃せず、熱が体内にこもって熱中症を起こしやすくなります。・普段から適度に汗をかこう 本格的な夏が来る前の時期から、暑さに強い体を作っておく事は熱中症予防につながります。体を暑さに慣らすには、軽く汗をかく程度の運動が有効です。30分程度のウォーキングや15分程度のジョギング、忙しくて運動する時間がない人は、40度程度の湯に汗が出るまで浸かる。運動や入浴の前後にはコップ一杯の水を飲む、暑い日は日中の運動を避けて気温が下がる夕方以降に行うなど工夫することも大切です。・室内の湿度が高くなりすぎないよう調節 この時期は気温だけでなく、湿度も高くなります。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温が下がらず熱中症を起こしやすくなります。エアコンや除湿器などで工夫して、湿度を下げるようにしましょう。 喉の渇きを感じる前に水分の摂取も大切です。高齢者は喉の渇きを感じにくくなっているので、時間を決めてこまめに水分補給しましょう。
・暑熱順化が進むと体内の熱を拡散しやすくなる 人の体は徐々に暑さに慣れさせることで、暑い環境に耐えられるようになっていきます。この仕組みを「暑熱順化」と言います。暑熱順化が進むと、皮膚の血管が拡張して体の表面から熱を逃したり、汗が蒸発することで熱を逃したりして、体温を下げることができます。通常、本格的な暑さが始まる梅雨明けまでには自然に暑熱順化されます。しかし、寒暖差が激しかったり、在宅などでずっと家の中にいて汗を流す機会が少ないと、暑熱順化が進まないことがあります。その状態のまま気温が急に高くなると、体内の熱を逃せず、熱が体内にこもって熱中症を起こしやすくなります。・普段から適度に汗をかこう 本格的な夏が来る前の時期から、暑さに強い体を作っておく事は熱中症予防につながります。体を暑さに慣らすには、軽く汗をかく程度の運動が有効です。30分程度のウォーキングや15分程度のジョギング、忙しくて運動する時間がない人は、40度程度の湯に汗が出るまで浸かる。運動や入浴の前後にはコップ一杯の水を飲む、暑い日は日中の運動を避けて気温が下がる夕方以降に行うなど工夫することも大切です。・室内の湿度が高くなりすぎないよう調節 この時期は気温だけでなく、湿度も高くなります。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温が下がらず熱中症を起こしやすくなります。エアコンや除湿器などで工夫して、湿度を下げるようにしましょう。 喉の渇きを感じる前に水分の摂取も大切です。高齢者は喉の渇きを感じにくくなっているので、時間を決めてこまめに水分補給しましょう。